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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年10月 問題33

ガソリンに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

改質ガソリンとは、高オクタン価のガソリンを低オクタン価のガソリンに転換したものである。

オクタン価を高めることで、高圧縮比でもノッキングが発生しにくくなる。

直留ガソリンは、原油から直接蒸留して得られるガソリンで、オクタン価が高く自動車用としては最も適している。

オクタン価とは、そのガソリンに含まれるイソオクタンの混合割合をいう。


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解説

選択肢(2)が適切です。

(2)オクタン価を高めることで、高圧縮比でもノッキングが発生しにくくなる。

「レギュラー」「ハイオク(プレミアム)」この2つのガソリンはいずれも無鉛ガソリンで、両者の違いはノッキングを起こしにくくする「オクタン価」の数値で分けられます。

それぞれのオクタン価はレギュラーが85~92程度、ハイオク(オクタン価が高い(ハイ)という意味)は98~100程度の設定となっています。

オクタン価が高いほど引火点が高く、燃えにくいガソリンとなります。

燃えにくいガソリンは混合気をより高く圧縮できるので、燃焼時のエネルギーは大きくなるためノッキングが起こりにくくなります。

(1)改質ガソリンとは、高オクタン価のガソリンを低オクタン価のガソリンに転換したものである。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

改質ガソリンは、低オクタン価のガソリンを高オクタン価のガソリンに転換したものである。

(3)直留ガソリンは、原油から直接蒸留して得られるガソリンで、オクタン価が高く自動車用としては最も適している。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

直留ガソリンは、原油から直接蒸留して得られるガソリンで、オクタン価(65~70)が低く、このままでは、自動車用の燃料としては不適当である。

オクタン価とは、そのガソリンに含まれるイソオクタンの混合割合をいう。

不適切です。

正しくは以下の通りです。

オクタン価は、ガソリン・エンジンの燃料のアンチノック性を示す数値です。

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