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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年10月 問題06
点火順序が1-5-3-6-2-4の4サイクル直列6シリンダ・エンジンに関する次の文章の(イ)と(ロ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。
第5シリンダが圧縮上死点にあり、この位置からクランクシャフトを回転方向に回転させ、第3シリンダのバルブをオーバーラップの上死点状態にするために必要な回転角度は(イ)である。
その状態から更にクランクシャフトを回転方向に240°回転させたとき、圧縮行程途中にあるのは(ロ)である。
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解説
選択肢(3)が適切です。
段階的に問題を考えていきましょう。
『第5シリンダが圧縮上死点にあり』
この場合のバルブタイミング・チャートを描いてみましょう。
『この位置からクランクシャフトを回転方向に回転させ、第3シリンダのバルブをオーバーラップの上死点状態にするために必要な回転角度』
第3シリンダ排気上死点のバルブタイミング・チャートを描きます。
『更にクランクシャフトを回転方向に240°回転させたとき、圧縮行程途中にある』
このチャートは特別製ですので、1回転360°×2を表しており、六角形の一角は120°ですから、240°は時計方向に二角まわすことを意味します。
圧縮行程途中にあるのは、第3シリンダということになります。