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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年10月 問題16
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのストール回転速度の点検に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が適切です。
(4)エンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常である。
(1)すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、オイル・ポンプの摩擦が考えられる。
(2)特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、エンジン出力不足が考えられる。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、プラネタリ・ギヤ・ユニットの中の、該当するクラッチ、ブレーキ及びブレーキ・バンドなどの滑り、同系統のオイル漏れなどが考えらえる。
(3)各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、フォワード・クラッチの滑りが考えられる。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、エンジン出力不足、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。