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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2019年10月 問題01

ピストン及びピストン・リングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

アンダ・カット型のコンプレッション・リングは、外周下面がカットされた形状になっており、一般にセカンド・リングに用いられている。

ピストン・ヘッド部にバルブの逃げを設けることで、騒音の低減を図っている。

フラッタ現象とは、ピストン・リングがリング溝と密着せずにバタバタと浮き上がることをいう。

アルミニウム合金ピストンのうち、ローエックス・ピストンよりシリコンの含有量が多いものを高けい素アルミニウム合金ピストンと呼んでいる。


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解説

選択肢(2)が不適切です。

(2)ピストン・ヘッド部にバルブの逃げを設けることで、騒音の低減を図っている。

正しくは、以下の通りです。

ピストン・ヘッド部にバルブの逃げを設けることで、圧縮圧力を高めている

(1)アンダ・カット型のコンプレッション・リングは、外周下面がカットされた形状になっており、一般にセカンド・リングに用いられている。

適切です。

(3)フラッタ現象とは、ピストン・リングがリング溝と密着せずにバタバタと浮き上がることをいう。

適切です。

(4)アルミニウム合金ピストンのうち、ローエックス・ピストンよりシリコンの含有量が多いものを高けい素アルミニウム合金ピストンと呼んでいる。

適切です。

シリコンの含有量が多いか少ないかによる分類方法です。

高けい素アルミニウム合金ピストンは熱膨張が小さく、ローエックスピストン(Y合金ピストン)は耐熱強度に優れています。

ちなみに Lo‐Exの名はlow expansion coefficient(低膨張率)に由来しています。

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