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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2019年10月 問題19
CAN通信に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(4)が適切です。
(4)CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、バス・ライン上のデータを必要とする複数のECUが同時にデータ・フレームを受信することができる。
(1)バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリ後にエラーが解消し、通信を再開した状態をいう。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
バス・オフ状態とは、エラーを検知し、リカバリしてもエラーが解消しない場合に通信を停止している状態をいう。
(2)CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をドミナントという。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をレセシブといい、CAN-Hが3.5V、CAN-Lが1.5Vの状態をドミナントという。
(3)一端の終端抵抗が断線した場合、耐ノイズ性には影響はないが、通信速度に影響を与え、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。
不適切です。
正しくは以下の通りです。
一端の終端抵抗が破損すると、通信はそのまま継続されるが、耐ノイズ性は低下する。このとき、ダイアグノーシス・コードが出力されることがある。