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2G 登録試験 2018年03月 問題36

「自動車点検基準」に照らし、「自家用乗用自動車等の日常点検基準」に規定されている点検内容として、不適切なものは次のうちどれか。

タイヤの亀裂及び損傷がないこと。

ウインド・ウォッシャの液量が適当であり、かつ、噴射状態が不良でないこと。

原動機のかかり具合が不良でなく、かつ、異音がないこと。

かじ取り装置のパワー・ステアリング装置の油漏れがなく、油量が適当であること。







解説

選択肢(4)が不適切です。

(4)かじ取り装置のパワー・ステアリング装置の油漏れがなく、油量が適当であること。

これは、定期点検基準です。

自動車点検基準

(日常点検基準)

第1条 道路運送車両法(昭和26年法律第185号。以下「法」という。)第47条の2第1項の国上交通省令で定める技術上の基準は,次の各号に掲げる自動車の区分に応じ,当該各号に定めるとおりとする。 

(1)法第48条第1項第1号及び第2号に掲げる自動車 別表第1

(2)法第48号第1項第3号に掲げる自動車 別表第2

別表第2自家用乗用自動車等の日常点検基準) (第1条関係)

点 検 箇 所

点  検  内  容

1 ブレーキ 1 ブレーキ・ペダルの踏みしろが適当で,ブレーキのききが十分であること。
2 ブレーキの液量が適当であること。
3 駐車ブレーキ・レバーの引きしろが適当であること。
2 タイヤ 1 タイヤの空気圧が適当であること。
2 
亀裂及び損傷がないこと。
3 異常な摩耗がないこと。
4 溝の深さが十分であること。
3 バッテリ 液量が適当であること。
4 原動機 1 冷却水の量が適当であること。
2 エンジン・オイルの量が適当であること。
3 
原動機のかかり具合が不良でなく,且つ,異音がないこと。
4 低速及び加速の状態が適当であること。
5 灯火装置及び方向指示器 点灯又は点滅具合が不良でなく,かつ,汚れ及び損傷がないこと。
6 ウインドーウオッシャ及ぴワイパー 1 ウインドーウオッシヤの液量が適当であり,かつ,噴射状態が不良でないこと。
2 ワイパーの払拭状態が不良でないこと。
7 運行において異常が認められた箇所 当該箇所に異常がないこと

別表第6 (自家用乗用自動車等の定期点検基準) (第2条関係

点検箇所 点検時期
1年ごと 2年ごと(1年ごとの点検に次の点検を加えたもの)
かじ取り装置 ハンドル   操作具合
ギヤ・ボックス   (*1) 取付けの緩み
ロッド及びアーム類   (*1)1 緩み、がた及び損傷
 2 ボール・ジョイントのダスト・ブーツの亀裂及び損傷
かじ取り車輪   (*1) ホイール・アライメント
パワー・ステアリング装置 ベルトの緩み及び損傷  1 油漏れ及び油量
(*1)2 取付けの緩み
制動装置 ブレーキ・ペダル 1 遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間
2 ブレーキの効き具合
 
駐車ブレーキ機構 1 引きしろ
2 ブレーキの効き具合
 
ホース及びパイプ 漏れ,損傷及び取付状態  
マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ及びディスク・キャリパ 液漏れ 機能、摩耗及び損傷
ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シュー (*1)1 ドラムとライニングとのすき間
2 シューの摺動部分及びライニングの摩耗
ドラムの摩耗及び損傷
ブレーキ・ディスク及びパッド (*1)1 ディスクとパッドとのすき間
2 パッドの摩耗
ディスクの摩耗及び損傷
走行装置 ホイール (*1)1 タイヤの状態
(*1)2 ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み
(*1)1 フロント・ホイール・ベアリングのがた
(*1)2 リヤ・ホイール・ベアリングのがた
緩衝装置 取付部及び連結部   緩み、がた及び損傷
ショック・アブソーバ   油漏れ及び損傷
動力伝達装置 クラッチ ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間  
トランスミッション及びトランスファ (*1) 油漏れ及び油量  
プロペラ・シャフト及びドライブ・シャフト (*1) 連結部の緩み 自在継手部のダスト・ブーツの亀裂及び損傷
デファレンシャル   (*1) 油漏れ及び油量
電気装置 点火装置 (*1)(*2)1 点火プラグの状態
2 点火時期
3 ディストリビューターのキャップの状態
 
バッテリ ターミナル部の接続状態  
電気配線   接続部の緩み及び損傷
原動機 本体 1 排気の状態
(*1)2 エア・クリーナ・エレメントの状態
 
潤滑装置 油漏れ  
燃料装置   燃料漏れ
冷却装置 1 ファン・ベルトの緩み及び損傷
2 水漏れ
 
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置 ブローバー・ガス還元装置   1 メターリング・バルブの状態
2 配管の損傷
燃料蒸発ガス排出抑止装置   1 配管等の損傷
2 チャコール・キャニスタの詰まり及び損傷
3 チェック・バルブの機能 
一酸化炭素等発散防止装置   1 触媒反応方式等排出ガス減少装置の取付けの緩み及び損傷
2 二次空気供給装置の機能
3 排気ガス再循環装置の機能
4 減速時排気ガス減少装置の機能
5 配管の損傷及び取付状態
エグゾースト・パイプ及びマフラ (*1) 取付けの緩み及び損傷 マフラの機能
車枠及び車体   緩み及び損傷

(注)○1 法第61条第2項の規定により自動車検査証の有効期間を3年とされた自動車にあつては、2年目の点検は1年ごとの欄に掲げる基準によるものとし、最初の3年目の点検は2年ごとの欄に掲げる基準によるものとする。
   ○2 (*1)印の点検は、自動車検査証の交付を受けた日又は当該点検を行つた日以降の走行距離が1年当たり5千キロメートル以下の自動車については、前回の当該点検を行うべきこととされる時期に当該点検を行わなかつた場合を除き、行わないことができる。
   ○3 (*2)印の点検は、点火プラグが白金プラグ又はイリジウム・プラグの場合は、行わないことができる。

2G 登録試験 2018年03月 問題36

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