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2G 登録試験 2018年03月 問題07

電子制御式燃料噴射装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

始動時噴射時間は、吸入空気温度によって決定する始動時基本噴射時間と、電圧補正によって決定される。

Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度によって決定される。

吸気温度補正は、冷間時の運転性確保のため、吸入空気温度に応じて噴射量を補正する。

高抵抗型インジェクタは、ソレノイド・コイルに抵抗の大きい導線を使用し、電流を大きくして発熱を防止している。







解説

選択肢(2)が適切です。

(2)Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度によって決定される。

$\ \large{ 基本噴射時間 =} K \times \LARGE { \frac{吸入空気量}{エンジン回転速度} } \\ $

ただし、\( \Large{K} \):定数

(1)始動時噴射時間は、吸入空気温度によって決定する始動時基本噴射時間と、電圧補正によって決定される。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

始動時噴射時間は、冷却水温度によって決定する始動時基本噴射時間、吸気温度補正係数及び電圧補正時間によって決定される。

始動時噴射時間=始動時基本噴射時間×吸気温度補正係数電圧補正時間

(3)吸気温度補正は、冷間時の運転性確保のため、吸入空気温度に応じて噴射量を補正する。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

暖機増量補正は、冷間時の運転性確保のため、エンジン冷却水温度に応じて噴射量を補正する。

あるいは、

吸気温度補正は、吸入空気温度の違いによる吸入空気密度の差から空燃比のずれが生じるため、吸気温センサからの信号により噴射量を補正する。

(4)高抵抗型インジェクタは、ソレノイド・コイルに抵抗の大きい導線を使用し、電流を大きくして発熱を防止している。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

高抵抗型インジェクタは、ソレノイド・コイルに抵抗の大きい導線を使用し、電流を小さくして発熱を防止している。

高抵抗を用いて電流を制限し発熱を抑制するものです。

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