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2G 登録試験 2018年03月 問題16
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのストール・テストに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(2)が適切です。
(2)エンジンの回転速度が各レンジとも等しく、かつ、基準値内にあれば正常である。
不具合がある場合の症状
①各レンジの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、エンジン出力不足、ステータのワンウェイ・クラッチ作動不良(滑り)など。
②特定のレンジのみが規定回転速度より高い場合には、プラネタリ・ギヤ・ユニットの中の、該当するクラッチ、ブレーキ及びブレーキ・バンドなどの滑り、同系統のオイル漏れなど。
③すべてのレンジで規定回転速度より高い場合は、ライン・プレッシャが低いのでオイル・ポンプの摩耗。
(1)すべてのレンジでエンジンの規定回転速度より高い場合には、ステータのワンウェイ・クラッチの作動不良(滑り)が考えられる。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです
すべてのレンジで規定回転速度より高い場合は、ライン・プレッシャが低いのでオイル・ポンプの摩耗が考えられる。
(3)各レンジのエンジンの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、フォワード・クラッチの滑りが考えられる。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
各レンジの回転速度は等しいが、全体的に低い場合には、エンジン出力不足、ステータのワンウェイ・クラッチ作動不良(滑り)などが考えられる。
(4)特定のレンジのみがエンジンの規定回転速度より高い場合には、エンジン出力不足が考えられる。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
特定のレンジのみが規定回転速度より高い場合には、プラネタリ・ギヤ・ユニットの中の、該当するクラッチ、ブレーキ及びブレーキ・バンドなどの滑り、同系統のオイル漏れなどが考えられる。
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