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2G 登録試験 2018年03月 問題12
エンジン・オイルの消費量が多くなる推定原因として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(1)が不適切です。
(1)エンジン本体のバルブ・スプリングの衰損。
エンジン本体のバルブ・スプリングの衰損又は折損が考えられる症状としては、
①エンジンの始動困難(スタータは正常)
②出力不足及び高速不調
があります。
従いまして、エンジン・オイルの消費量が多くなる推定原因にエンジン本体のバルブ・スプリングの衰損は関連しません。
エンジン・オイルの消費量が多くなる推定原因
〈潤滑装置〉
①オイル・フィルタの取り付けの緩み及びオイル・シール又はOリングの不良
②オイル・パンのドレーン・プラグの締め付けの緩み又はパッキンの不良
③オイル・パンの取り付けの緩み又はパッキンの不良
④オイル・パイプの接続の緩み又はパイプの亀裂
〈エンジン本体〉
①エンジン・ヘッド及びカバーなどのパッキン及びオイル・シールの不良
②ピストン・リングの摩耗、破損又は固着
③シリンダ及びピストンの摩耗又は損傷
④バルブ・ステム及びバルブ・ガイドの摩耗
⑤バルブ・ステム・オイル・シールの不良
〈付属装置〉
①PCVバルブの不良
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