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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2018年03月 問題29

エアコンに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

サブクール式コンデンサは、コンデンサ部から送り出された液状冷媒をサブクール部で更に冷却することで冷房性能の向上を図っている。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の液状冷媒を、細孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。

コンプレッサは、室内の熱を奪って気体になった冷媒を吸入・圧縮し、液体になりやすい低温・低圧の冷媒にしている。


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解説

選択肢(1)が適切です。

(1)サブクール式コンデンサは、コンデンサ部から送り出された液状冷媒をサブクール部で更に冷却することで冷房性能の向上を図っている。

(2)エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた低温・低圧の液状冷媒を、細孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、高温・高圧の霧状の冷媒にする。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた高温・高圧の液状冷媒を、細孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、低温・低圧の霧状の冷媒にする。

(3)レシーバは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。

【図は従来型:sub-coolにもExpansion Valveは存在し従来型と同機能】

(4)コンプレッサは、室内の熱を奪って気体になった冷媒を吸入・圧縮し、液体になりやすい低温・低圧の冷媒にしている。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

コンプレッサは、室内の熱を奪って気化したガス状冷媒を吸入・圧縮し、コンデンサで液体になりやすい高温・高圧の冷媒にしている。

【サブクールコンデンサと従来型】

2G 登録試験 2018年03月 問題29

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