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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2018年03月 問題30
外部診断器(スキャン・ツール)に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(1)が適切です。
(1)フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明が容易になる。
(2)作業サポートは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
アクティブ・テストは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。
(3)外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データが消去されるため、時計及びラジオの再設定が必要となる。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみが消去され、時計及びラジオの再設定の必要がない。
(4)アクティブ・テストは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。
この選択肢も不適切です。
ヒューズを抜く、バッテリのマイナス端子を外すというダイアグノーシス・コードの消去方法では、ECUの学習値が初期化される。