自動車整備士.com
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。Advertisement
2G 登録試験 2014年10月 問題02
ガソリン・エンジンの点火時期を、図に示すα°からβ°に遅らせた場合のNOx及びHCの発生量に関する記述について、次の文章の(イ)~(ハ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。
1. 最高燃焼温度が下がるので、(イ)が減少する。
2. 膨張時の燃焼ガス温度が高く保つことができるので、酸化が促進されて(ロ)が減少する。
3. 排気ガス温度が高温を持続するため、酸化が促進されて(ハ)が減少する。
解説
選択肢(2)が適切です。
エンジン編・総論からの出題です。
1. 最高燃焼温度が下がるので、(イ:NOx)が減少する。
2. 膨張時の燃焼ガス温度が高く保つことができるので、酸化が促進されて(ロ:HC)が減少する。
3. 排気ガス温度が高温を持続するため、酸化が促進されて(ハ:HC)が減少する。
1. 最高燃焼温度が下がるので、(イ:NOx)が減少する。
シリンダ内の圧力と燃焼ガスの温度はほぼ比例するので、点火時期を遅らせるとシリンダ圧力が低下するため、最高燃焼ガス温度も下がるのでNOxが低下します。
2. 膨張時の燃焼ガス温度が高く保つことができるので、酸化が促進されて(ロ:HC)が減少する。
シリンダ内の圧力と燃焼ガスの温度はほぼ比例するので、点火時期を遅らせるとシリンダ圧力が低下するため、膨張時の燃焼ガス温度が高く保つことができるので、酸化が促進されてHCが減少します。
3. 排気ガス温度が高温を持続するため、酸化が促進されて(ハ:HC)が減少する。
シリンダ内の圧力と燃焼ガスの温度はほぼ比例するので、点火時期を遅らせるとシリンダ圧力が低下するため、排気ガス温度が高温を持続し、酸化が促進されてHCが減少します。
Today Yesterday
Total