Menu

自動車整備士.com

サイト内検索 help
複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。

Advertisement

2G 登録試験 2014年10月 問題25

ホイール・アライメントに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

プラス・キャスタの角度を大きくしていくと、ハンドルの操舵は軽くなる。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをマイナス・キャスタという。

キャンバ・スラストは、キャンバ角が大きくなるに伴い増加する。

一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をセット・バック角という。







解説

選択肢(3)が適切です。


シャシ編・ホイール・アライメントからの出題です。

(1) プラス・キャスタの角度を大きくしていくと、ハンドルの操舵は軽くなる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

プラス・キャスタの角度を大きくしていくと、ハンドルの操舵は重くなる。

(2) フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをマイナス・キャスタという。

この選択肢も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

フロント・ホイールを横方向から見て、キング・ピンの頂部が、進行方向(前進)に対して後方に傾斜しているものをプラス・キャスタという。

(3) キャンバ・スラストは、キャンバ角が大きくなるに伴い増加する。

この選択肢は適切です。

ホイールにプラス・キャンバがあるとタイヤの接地部は変形し、タイヤの傾きが内側に転がり込もうとするため横向きの力(キャンバ・スラスト)が発生します。

(4)一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をセット・バック角という。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

一般にキング・ピンは、内側に傾けて取り付けられており、その中心線と鉛直線のなす角度をキング・ピン傾角という。

2012年10月 登録試験 問題21

2011年06月 登録試験 問題24

ホイール・アライメント(車軸懸架式)

独立懸架式サスペンション

前の問題  次の問題


Advertisement










Today  Yesterday Total