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2014年10月 登録試験 問題10
スパーク・プラグに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
選択肢(2)が不適切です。
エンジン編・電気装置からの出題です。
(1)スパーク・プラグの中心電極を細くすると、飛火性が向上すると共に着火性も向上する。
この選択肢は、適切です。
中心電極が細くなると、飛火性・着火性が向上します。
(2)混合気の空燃比が大き過ぎる場合は、着火ミスは発生しないが、逆に小さ過ぎる場合は、燃焼が円滑に行われないため、着火ミスが発生する。
この選択肢が不適切です。
混合気が燃焼するためには、混合気の空燃比が適切であることが重要で、空燃比が大き過ぎても、また、逆に小さ過ぎても燃焼は円滑に行われず、着火ミスが発生する。
(3)着火ミスは、電極の消炎作用が強過ぎるとき、あるいは吸入混合気の流速が高過ぎる(速過ぎる)場合に起きやすい。
この選択肢は適切です。
着火ミスの原因を問題にしています。
(4)高熱価型プラグは、低熱価型プラグと比較して、火炎にさらされる表面積及びガス・ポケットの容積が小さい。
この選択肢は、適切です。
”高”と”熱”の間に”放”をいれて、
高(放)熱と覚えたものです。
高放熱だから、低放熱に比べると、火炎にさらされることは少ないし、
ガス・ポケットの容積が小さくなります。
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