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2G 登録試験 2017年03月 問題08

全流ろ過圧送式の潤滑装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジン回転速度が上昇して油圧が規定値達すると、バルブが閉じる。

水冷式オイル・クーラは、一般にオイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した構造になっている。

エンジン・オイルは、一般に油温が200℃を超えても潤滑性は維持される。

オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。







解説

選択肢(2)が適切です。

(2)水冷式オイル・クーラは、一般にオイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した構造になっている。

なお、水冷式オイル・クーラは、エンジン始動直後の冷間時には温度の上昇が早い冷却水によりオイルが温められるため、ウォーマとしても機能しています。

(1)トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジン回転速度が上昇して油圧が規定値達すると、バルブが閉じる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジン回転速度が上昇して油圧が規定値達すると、バルブが開く

(3)エンジン・オイルは、一般に油温が200℃を超えても潤滑性は維持される。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

エンジン・オイルは、一般に油温が125~130℃以上になると急激に潤滑性を失う。

(4)オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

オイル・ポンプは、オイル・ストレーナとオイル・フィルタの間に設けられている。


【オイル・クーラの一例:冷却水coolantがウォーマとして働く】

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