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2G 登録試験 2017年03月 問題32
次の諸元を有するトラックの最大積載時の前軸荷重について、適切なものは次のうちどれか。ただし、乗員1人当たりの荷重は550Nで、その荷重は前車軸の中心に作用し、また、積載物の荷重は荷台に等分布に掛かるものとする。
解説
選択肢(2)が適切です。
積載荷重の前軸に掛かる荷重を計算します。
その結果に空車時前軸荷重、さらに人間3人（550N×3）の合計を求めればよい。
ちょっと厄介なのが、後軸と荷重中心までの長さです。
荷台の長さが5500mmで、荷台の真ん中の位置は2750mmです。
リヤ・オーバハングの長さが1500mmです。
荷台半分の長さからリヤ・オーバハングの長さを引き算すると、荷台中心と後軸との長さが求まり1250mmとなります。
ホイールベースは5000mmです。
荷台中心に40000Nの力が掛かります。
上の図により、積載荷重の前軸配分をxと表します。
てこの原理により、
40000N×1250mm＝5000mm×x
x＝40000×1250/5000
＝40000×1250/5000
＝5×8×1250/5
＝8×1250
＝10,000N
前軸に掛かる荷重を合算します。
30400N
1650N
＋ 10000N
--------------
42050N
というわけで選択肢(2)ということになります。
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