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2G 登録試験 2017年03月 問題05

吸排気装置における過給機に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が高くなって規定値以上になると、過給圧の一部を排気側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

スーパ・チャージャの特徴としては、駆動機構が機械的なため作動遅れは小さいが、各部のクリアランスからの圧縮漏れや回転速度の増加と共に駆動損失も増大するなどの効率の低下があげられる。

一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速と同じである。

ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが閉じて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ直接流れる。







解説

選択肢(2)が適切です。

(2)スーパ・チャージャの特徴としては、駆動機構が機械的なため作動遅れは小さいが、各部のクリアランスからの圧縮漏れや回転速度の増加と共に駆動損失も増大するなどの効率の低下があげられる。

スーパ・チャージャといえば日産ノートが有名です。

1.2Lで1.5L並みのパワーを出します。

エンジンの駆動力で直接、過給機を駆動するスーパーチャージャーならではの高い応答性を活かし、低速域でのトルク不足を補っています。

(1)ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が高くなって規定値以上になると、過給圧の一部を排気側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

ルーツ式のスーパ・チャージャでは、過給圧が高くなって規定値以上になると、過給圧の一部を吸入側へ逃がし、過給圧を規定値に制御するエア・バイパス・バルブが設けられている。

(3)一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速と同じである。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

一般に、ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングの周速は、シャフトの周速の約半分である。

(4)ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが閉じて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ直接流れる。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

ターボ・チャージャは、過給圧が高くなって規定値以上になると、ウエスト・ゲート・バルブが開いて、排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ直接流れる。

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