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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2022年10月 問題17

前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATの安全装置に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

シフト・ロック機構は、ブレーキ・ペダルを踏み込んだ状態にしないと、セレクト・レバーをPレンジの位置からほかの位置に操作できないようにしたものである。

インヒビタ・スイッチは、セレクト・レバーの位置がPレンジ又はNレンジにあるときのみ、エンジンの始動を可能にしている。

R(リバース)位置警報装置は、セレクト・レバーがRレンジの位置にあるときに、運転者にはインジケータの表示のみで知らせ、歩行者には後退灯及び外部のブザーで知らせるものである。

キー・インタロック機構は、セレクト・レバーをPレンジの位置にしないと、イグニション(キー)・スイッチがハンドル・ロック位置に戻らないようにしたものである。


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解説

(1)シフト・ロック機構は、ブレーキ・ペダルを踏み込んだ状態にしないと、セレクト・レバーをPレンジの位置からほかの位置に操作できないようにしたものである。

選択肢(1)は適切です。

シフト・ロック機構は、電子制御式AT車両においてブレーキ・ペダルが踏まれていない状態で、シフト・レバーがパーキング位置などから動かせなくなるシステムのことです。

この機能には、ブレーキとアクセルの踏み間違い、急発進による事故などを防ぐ役割があります。

(2)インヒビタ・スイッチは、セレクト・レバーの位置がPレンジ又はNレンジにあるときのみ、エンジンの始動を可能にしている。

選択肢(2)も適切です。

$inhibitor$ は、抑制[抑止]する人[もの]という意味のようです。

PまたはN以外のレンジではインヒビタ・スイッチ内の電気回路はオフになり、エンジンが始動できないスタート・セーフティ機構です。

(3)R(リバース)位置警報装置は、セレクト・レバーがRレンジの位置にあるときに、運転者にはインジケータの表示のみで知らせ、歩行者には後退灯及び外部のブザーで知らせるものである。

選択肢(3)が不適切です。

正しくは、以下の通りです。

R(リバース)位置警報装置は、セレクト・レバーがRレンジの位置にあるときに、音で運転者に知らせるものである。

(4)キー・インタロック機構は、セレクト・レバーをPレンジの位置にしないと、イグニション(キー)・スイッチがハンドル・ロック位置に戻らないようにしたものである。

選択肢(4)は、適切です。

2G 登録試験 2022年10月 問題17

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