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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2022年10月 問題13

インテーク側に用いられる油圧式の可変バルブ・タイミング機構に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

進角時は、インテーク・バルブの開く時期が早くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

遅角時は、インテーク・バルブの閉じる時期を早くして高速回転時の体積効率を高めている。

油圧制御によりカムの位相は一定のまま、バルブの作動角を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

エンジン停止時には、ロック装置により最進角状態で固定される。


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解説

(1)進角時は、インテーク・バルブの開く時期が早くなるので、オーバラップ量が多くなり中速回転時の体積効率が高くなる。

選択肢(1)が適切です。

(2)遅角時は、インテーク・バルブの閉じる時期を早くして高速回転時の体積効率を高めている。

選択肢(2)は不適切です。

正しくは以下の通りです。

遅角時は、インテーク・バルブの閉じる時期を遅くして高速回転時の体積効率を高めている。

油圧とカムシャフト位置の動きの関連表です。

作動 遅角 進角 保持
油圧 遅角側油圧室 進角側油圧室 油圧遮断
カムシャフト位置 最大遅角状態 最大進角状態 その状態を保持

(3)油圧制御によりカムの位相は一定のまま、バルブの作動角を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

バルブの作動角は一定のまま、油圧制御によりカムの位相を変えてインテーク・バルブの開閉時期を変化させている。

(4)エンジン停止時には、ロック装置により最進角状態で固定される。

選択肢(4)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

エンジン停止時には、ロック装置により最大の遅角状態で固定される。

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