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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2022年10月 問題05
電子制御式燃料噴射装置のセンサに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
(1)ジルコニア式$\ce{O2}$センサのジルコニア素子は、高温で内外面の酸素濃度の差がないときに起電力が発生する性質がある。
選択肢(1)は不適切です。
正しくは以下の通りです。
ジルコニア式$\ce{O2}$センサのジルコニア素子は、高温で内外面の酸素濃度の差が大きいときに起電力が発生する性質がある。
(2)空燃比センサの出力は、理論空燃比より小さい(濃い)と低くなり、大きい(薄い)と高くなる。
選択肢(2)は適切です。
(3)バキューム・センサの出力電圧は、インテーク・マニホールド圧力が高くなるほど大きくなる(増加する)特性がある。
選択肢(3)も適切です。
ひっかけ問題は、
バキューム・センサは、インテーク・マニホールド圧力が高くなると出力電圧が小さくなる特性がある。
(4)ホール素子式のアクセル・ポジション・センサは、制御用センサと異常検出用センサの二重系統になっており、ECUは二つの信号の電圧差により異常を検出している。
選択肢(4)も適切です。