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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2022年10月 問題28
オート・エアコンの吹き出し温度の制御に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
(1)外気温センサは、室外に取り付けられており、サーミスタによって外気温度を検出してECUに入力している。
選択肢(1)は、適切です。
(2)エバポレータ後センサは、エバポレータを通過後の空気の温度をサーミスタによって検出しECUに入力しており、主にエバポレータの霜付きなどの防止に利用されている。
選択肢(2)も適切です。
エバポレータは、エアコンの室内ユニット内にある熱交換器で、冷たい冷媒で空調風を冷却する機能を有します。
この熱交換器には、隙間が1~2mm程度のフィンがあり、このフィンで主に熱交換をします。
しかし、フィンの間に水滴が多く存在すると、フィン間から水滴が出にくくなり、最終的にエバポレータが露付きで詰まる現象が生じる場合があります。
このような現象を、エバポレータの露付き現象といいます。
センサは、エバポレータの霜付き・凍結の防止に利用しています。
(3)内気温センサは、室内の空気をセンサ内部に取り入れて、室内の温度の変化をサーミスタによって検出しECUに入力している。
選択肢(3)も適切です。
(4)日射センサは、日射量によって出力電流が変化する発光ダイオードを用いて、日射量をECUに入力している。
選択肢(4)が不適切です。
正しくは以下の通りです。
日射センサは、日射量によって出力電流が変化するホト・ダイオードを用いて、日射量をECUに入力している。