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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2022年10月 問題06
鉛バッテリに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
(1)バッテリの電解液温度が50℃未満におけるバッテリの容量は、電解液温度が高いほど減少し、低いほど増加する。
選択肢(1)は不適切です。
正しくは以下の通りです。
バッテリの電解液温度が50℃未満におけるバッテリの容量は、電解液温度が高いほど増加する。
バッテリの起電力はセル(単電池)あたり約2.1Vであり、電解液の比重および温度によって多少異なり、容量の大きさには無関係です。
バッテリの容量は、電解液温度によって大きく変化します。
その変化の状態は、温度が下がると容量は小さくなります。
従って容量を表示するときは、その温度を明示しなければなりません。
(2)バッテリから取り出し得る電気量は、放電電流が大きいほど小さくなる。
選択肢(2)が適切です。
(3)バッテリの放電終止電圧は、一般に放電電流が大きくなるほど、高く定められている。
選択肢(3)は不適切です。
正しくは以下の通りです。
バッテリの放電終止電圧は、一般に放電電流が大きくなるほど、低く定められている。
(4)起電力は、一般に電解液の温度が高くなると小さくなり、その値は、電解液温度が1℃上昇すると0.0002V~0.0003V程度低くなる。
選択肢(4)も不適切です。
正しくは以下の通りです。
起電力は、一般に電解液の温度が高くなると大きくなり、その値は、電解液温度が1℃上昇すると0.0002~0.0003V程度高くなる。