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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題22
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATの構成部品に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
シャシ編・動力伝達装置からの出題です。
選択肢(1)が適切です。
(1)ハイ・クラッチは、2種類のプレート(ドライブ・プレートとドリブン・プレート)が数枚交互に組み付けられており、ピストンに油圧が作用すると両プレートが密着するようになっている。
(2)バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・インターナル・ギヤを固定する。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・サン・ギヤを固定する。
(3)スプラグ式のワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたローラの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
スプラグ式のワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたスプラグの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。
(4)バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンド、ディッシュ・プレートなどで構成されている。
この選択肢も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンド、サーボ・ピストンなどで構成されている。
【ロックアップ機構付きトルコンの一例】