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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題32
エンジン・オイルの添加剤のうち、粘度指数向上剤に関する記述として、適切なものはどれか。
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解説
エンジン編・燃料及び潤滑材からの出題です。
粘度指数向上剤を説明しているものを選ぶ問題です。
選択肢(1)が適切です。
(1)温度変化に対してもて適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする添加剤である。
粘度指数向上剤は、粘度指数を増大するために用いられ、温度変化に対してもて適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性も良好にする添加剤である。
粘度指数向上剤は、温度変化による粘度の低下を少なくするという役目を有し、分子量1,000以上の油に溶ける性質を持つポリマー（重合体）が使われています。
(2) 燃料生成物及びオイルの劣化物のために、シリンダ壁やその他の摩擦部の腐食を防止するための添加剤である。
この選択肢は、不適切です。
これは、腐食防止剤の説明です。
(3) エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう（ワックス）分が結晶しようとするのを抑えるための添加剤である。
この選択肢は、不適切です。
これは、流動点降下剤の説明です。
(4) オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。
この選択肢は、不適切です。
これは、油性向上剤の説明です。