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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題26
CVT(スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(1)が適切です。
(1)プライマリ・プーリに掛かる作動油圧が低くなると、プライマリ・プーリの溝幅は広くなる。
(2)Lレンジ時は、変速領域をプーリ比の最High付近にのみ制限することで、強力な駆動力及びエンジン・ブレーキを確保する。
この選択肢は不適切です。
正しくは以下の通りです。
Lレンジ時は、変速領域をプーリ比(変速比)の最Low付近にのみ制限することで、強力な駆動力及びエンジン・ブレーキを確保する。
(3)プライマリ・プーリに掛かる作動油圧が高くなると、プライマリ・プーリに掛かるスチール・ベルトの接触半径は小さくなる。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
プライマリ・プーリの油圧室に掛かる油圧が高くなると、プライマリ・プーリに掛かるスチール・ベルトの接触半径は大きくなる。
駆動側に油圧をかけると、駆動側半径が大きくなり、車速が高速に移り変わります。
(4)スチール・ベルトは、エレメントの伸張作用(エレメントの引っ張り)によって動力が伝達される。
この選択肢も不適切です。
正しくは以下の通りです。
スチール・ベルトは、エレメントの圧縮作用(エレメントの押し出し)によって動力が伝達される。