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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2020年10月 問題14
バッテリに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
選択肢(2)が不適切です。
(2)カルシウム・バッテリは、低コストが利点であるがメンテナンス・フリー(MF)特性はハイブリッド・バッテリに比べて悪い。
正しくは以下の通りです。
低アンチモン・バッテリは低コストが利点であるがメンテナンス・フリ一(MF)特性はハイブリッド・バッテリに比べて悪い。
あるいは、以下のようになります。
ハイブリッド・バッテリは、熱や振動に強いことが利点であるがメンテナンス・フリ一(MF)特性はカルシウム・バッテリに比べるとやや劣る。
カルシウム・バッテリは、アンチモン、ハイブリッドに比べ高価ですが全体的に優れている標準的なバッテリです。
MF特性を向上するために電極(正 極・負極)にカルシウム合金を使っており、ほとんどの国産車に使用されるバッテリで、カーショップやガソリンスタンドなどで多く販売されているほど一般的なバッテリといえます。
自己放電が少なく電解液の蒸発が少ない特徴を持っており、結果的に長寿命となります。
(1)電気自動車やハイブリッド・カーに用いられているニッケル水素バッテリは、電極板にニッケルの多孔質金属材料や水素吸蔵合金などが用いられている。
この選択肢は適切です。
(3)ハイブリッド・バッテリは、正極にアンチモン(sb)鉛合金、負極にカルシウム(ca)鉛合金を使用している。
この選択肢も適切です。
(4)アイドリング・ストップ車両用のカルシウム・バッテリは、深い充・放電の繰り返しへの耐久性を向上させている。
この選択肢も適切です。
【アイドリング・ストップ車両の一例】