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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2020年10月 問題25

トルク・コンバータに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

速度比は、タービン軸の回転速度にポンプ軸の回転速度を乗じて求めることができる。

速度比がゼロのときの伝達効率は100%である。

ステータが空転し始める点をクラッチ・ポイントという。

カップリング・レンジにおけるトルク比は、2.0~2.5である。


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解説

選択肢(3)が適切です。

(3)ステータが空転し始める点をクラッチ・ポイントという。

一般的な図を示しましょう。

トルク・コンバータの性能曲線図

ステータが空転し始める点をクラッチ・ポイント、これ以降をカップリング・レンジといい、トルクの増大作用はなくなります。

(1)速度比は、タービン軸の回転速度にポンプ軸の回転速度を乗じて求めることができる。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

速度比は、タービン軸の回転速度をポンプ軸の回転速度で除して求める。

$$ \large{ e:速度比 = \frac{タービン軸回転速度 }{ポンプ軸回転速度} } $$

(2)速度比がゼロのときの伝達効率は100%である。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

速度比がゼロのときの伝達効率は0%である。

$$ \large{ η:伝達効率 = \frac{出力仕事率}{入力仕事率} \times 100(%) } $$

(4)カップリング・レンジにおけるトルク比は、2.0~2.5である。

正しくは以下の通りです。

カップリング・レンジにおけるトルク比は、1.0である。

$$ \large{ t:トルク比 = \frac{タービン軸トルク}{ポンプ軸トルク} } $$

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