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複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2024年10月 問題28
エアコンに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
(1)エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の液化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。
選択肢(1)が不適切です。
正しくは、以下の通りです。
エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた高温・高圧の液状冷媒を、細孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、低温・低圧の霧状の冷媒にする。
(2)サブクール式のコンデンサでは、レシーバ部でガス状冷媒と液状冷媒に分離して、液状冷媒をサブクール部に送り、更に冷却することで冷房性能の向上を図っている。
選択肢(2)は、適切です。
サブクール式コンデンサ(サブクール・コンデンサ)は、冷房性能を向上させるために冷媒をさらに冷却する役割を持っています。
通常、コンデンサでは圧縮された高温・高圧の冷媒ガスが液化し、液状冷媒となりますが、サブクールコンデンサではこれをさらに冷却(過冷却)し、液状冷媒をより低い温度まで冷やします。
この「過冷却」段階によって、冷媒が蒸発しにくくなるため、エバポレーターでより効率よく熱を吸収できるようになり、結果として冷房性能が向上します。
ただし、近年のエアコンシステムでは、レシーバタンク(レシーバドライヤー)はサブクールコンデンサとは異なり、冷媒の水分や不純物を取り除くフィルターの役割を持つことも多いため、必ずしもサブクール部に直接送るというよりは、システムの設計や冷媒の流れに応じた構造になっていることが多いです。

(3)リヒート方式では、ヒータ・コアに流れるエンジン冷却水の流量をウォータ・バルブによって変化させることで、吹き出し温度の調整を行う。
選択肢(3)も適切です。
(4)ハイブリッド自動車や電気自動車(EV)などに用いられている電動式コンプレッサは、一般にスクロール式が採用されている。
選択肢(4)も適切です。