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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2024年10月 問題29

ブレーキ装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

ブレーキは、自動車の運動エネルギを熱エネルギに変えて制動する装置である。

ブレーキ液の沸点は、ブレーキ液に含まれる水分の量に大きく左右され、水分量が多いほど上昇する。

ドラム・ブレーキは、ディスク・ブレーキに比べて放熱効果がよいので、フェードしにくい。

制動距離とは、空走距離と停止距離をあわせたものをいう。


解説

(1)ブレーキは、自動車の運動エネルギを熱エネルギに変えて制動する装置である。

選択肢(1)が適切です

(2)ブレーキ液の沸点は、ブレーキ液に含まれる水分の量に大きく左右され、水分量が多いほど上昇する。

選択肢(2)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ブレーキ液の沸点は、ブレーキ液に含まれる水分の量に大きく左右され、水分量が多くなると低下する。

乗用車のブレーキ装置で使用されるブレーキ液(ブレーキ・フルード)は、吸湿性があり、水分を吸収するとその沸点が低下します。

ブレーキ液の沸点が低いと、ブレーキの連続使用で高温になる際にブレーキ液が沸騰しやすくなり、これにより気泡が発生してブレーキ性能が低下することがあります。

したがって、ブレーキ液の水分量が多くなると、性能や安全性に影響を及ぼすため、定期的な交換が推奨されています。

ベーパ・ロック現象は、フット・ブレーキを多用することで発生する現象で、ブレーキ液が沸騰して気泡が発生することで起こります。

ブレーキ液が沸騰すると、ブレーキペダルからの圧力が気泡によって吸収され、ブレーキの機能が著しく悪化します。

ブレーキ液の劣化に気づくことはほとんどないと言えますが、ブレーキ液に含まれる水分が多くなるとベーパ・ロック現象が起こりやすくなります。

(3)ドラム・ブレーキは、ディスク・ブレーキに比べて放熱効果がよいので、フェードしにくい。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

ディスク・ブレーキは、ドラム・ブレーキに比べて放熱効果がよいので、フェードしにくい。

ブレーキのフェード現象とは、走行中にフット・ブレーキを連続して使用することで、ブレーキの効きが悪くなる現象です。

ブレーキ・パッドとブレーキ・ローターの間にガスが発生することで摩擦力が低下し、ブレーキが利きにくくなります。

ブレーキのフェード現象で発生するガスは、主にブレーキ・パッドが高温になることで生じる分解ガスです。

フット・ブレーキを連続的に使用してブレーキ・パッドやブレーキ・ローターが高温に達すると、ブレーキ・パッドの有機成分が熱分解し、ガスが発生します。

このガスがブレーキ・パッドとブレーキ・ローターの間に入り込むことで摩擦力が低下し、ブレーキが効きにくくなるのです。

(4)制動距離とは、空走距離と停止距離をあわせたものをいう。

選択肢(4)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

停止距離とは、空走距離と制動距離をあわせたものをいう。

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