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複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2024年10月 問題02
コンロッド・ベアリングに要求される性質に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
(1)なじみ性とは、ベアリングをクランク・ピンに組み付けた場合に、最初は当たりが幾分悪くても、すぐにクランク・ピンになじむ性質をいう。
選択肢(1)は、適切です。
なじみ性とは、ベアリングや他の機械部品が初期の摩耗や適応期間を経て、最適な状態に到達する過程を指します。クランク・ピンにおいては、最初の取り付け時に多少の不整合があっても、運転中の摩擦や動作により徐々に部品がすり合い、最適な接触状態になる性質をいいます。
(2)耐疲労性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。
選択肢(2)も適切です。
耐疲労性とは、繰り返し荷重が加えられてもベアリングの機械的性質が大きく変化しない性質を指します。これにより、ベアリングは長時間にわたり安定した性能を維持することができます。耐疲労性が高いベアリングは、機械や装置の信頼性と寿命を向上させる重要な要素です。
(3)耐食性とは、異物などをベアリングの表面に埋め込んでしまう性質をいう。
選択肢(3)が不適切です。
耐食性とは、潤滑油、その他に腐食されないことをいいます。
耐食性とは、潤滑油やその他の化学物質によって腐食されにくい性質を指します。コンロッド・ベアリングにおいて、この性質は非常に重要です。耐食性が高いベアリングは、長期間にわたり安定した性能を維持し、機械の寿命を延ばすことに寄与します。
(4)非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。
選択肢(4)は、適切です。
非焼き付き性とは、ベアリングとクランク・ピンなどの金属部品が直接接触しても、焼き付き(摩擦による過熱や溶接現象)が起きにくい性質を指します。この性質は、ベアリングの素材や潤滑条件によって大きく影響されます。
非焼き付き性が高いベアリングは、過酷な運転条件でも信頼性が高く、長寿命を確保するために重要です。