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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2021年10月 問題27

エアコンに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。

サブクール式のコンデンサでは、レシーバ部でガス状冷媒と液状冷媒に分離して、液状冷媒をサブクール部に送る。

コンデンサは、コンプレッサから圧送された高温・高圧のガス状冷媒を冷却して液状冷媒にする。

エア・ミックス方式では、ヒータ・コアに流れるエンジン冷却水の流量をウォータ・バルブによって変化させることで、吹き出し温度の調整を行う。


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解説

(1)エキスパンション・バルブは、エバポレータ内における冷媒の気化状態に応じて噴射する冷媒の量を調節する。

選択肢(1)は適切です。

car air conditioning systems

一般的なAC(air conditioning system)の構成図です。

エキスパンション・バルブは、レシーバを通ってきた高温・高圧の液状冷媒を、細孔から噴射させることにより、急激に膨張させて、低温・低圧の霧状の冷媒にする。

(2)サブクール式のコンデンサでは、レシーバ部でガス状冷媒と液状冷媒に分離して、液状冷媒をサブクール部に送る。

選択肢(2)も適切です。

液体冷媒がサブクール部でさらに冷却されることで冷房効率を上げています。

(3)コンデンサは、コンプレッサから圧送された高温・高圧のガス状冷媒を冷却して液状冷媒にする。

選択肢(3)も適切です。

コンデンサは、気体を液体に変えます。

(4)エア・ミックス方式では、ヒータ・コアに流れるエンジン冷却水の流量をウォータ・バルブによって変化させることで、吹き出し温度の調整を行う。

選択肢(4)が不適切です。

正しくは以下の通りです。

エア・ミックス方式では、エア・ミックス・ダンパの操作により温風と冷風の量を制御して室内温度の調整を行っている。

さらに、続けるならば、吹き出し口の選択は、吹き出し口切替ダンパのレバーを操作することによって行う。

ウォーターバルブという弁は、ヒーター・コアに流入するラジエーター液量を調節するものです。

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