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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2021年10月 問題10

全流ろ過圧送式の潤滑装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

水冷式オイル・クーラは、一般にオイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した構造になっている。

トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジンの回転速度が上昇して油圧が規定値に達すると、バルブが閉じる。

オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。

エンジン・オイルは、一般に油温が200℃を超えても潤滑性は維持される。


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解説

(1)水冷式オイル・クーラは、一般にオイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した構造になっている。

選択肢(1)は、適切です。

上の図はオイルクーラーの流体系経路の一例ですが、オイルが流れる通路と冷却水が流れる通路を交互に数段積み重ねて一体化した構造になっています。

(2)トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、エンジンの回転速度が上昇して油圧が規定値に達すると、バルブが閉じる。

選択肢(2)は不適切です。

正しくは以下の通りです。

トロコイド式オイル・ポンプに設けられたリリーフ・バルブは、一般にエンジン回転速度が上昇して油圧が規定値に達すると、バルブが開く

Oil Pressure Regulating Valve
【リリーフ・バルブの一例】

(3)オイル・フィルタは、オイル・ストレーナとオイル・ポンプの間に設けられている。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは以下の通りです。

オイル・ポンプは、オイル・ストレーナとオイル・フィルタの間に設けられている。

(4)エンジン・オイルは、一般に油温が200℃を超えても潤滑性は維持される。

選択肢(4)も不適切です。

正しくは以下の通りです。

エンジン・オイルは、一般に油温が125~130℃以上になると、急激に潤滑性を失う。

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