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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2023年03月 問題30

外部診断器(スキャン・ツール)に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。

アクティブ・テストは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。

外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データが消去されるため、時計及びラジオの再設定が必要となる。

作業サポートは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。


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解説

(1)フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。

選択肢(1)が適切です。

車両に搭載されたダイアグノーシス装置が車両の異常発生を検知した場合に、異常発生時点での各種状態値をフリーズ・フレーム・データとして記憶します。

フリーズ・フレーム・データの具体例としては、エンジン回転数、車速、アクセルペダル踏込量、ブレーキペダル踏込量、エンジン冷却水温度、吸気温度、排気温度、ハンドル操作角度、シフトレンジ等、数十種類の状態値が挙げられ、異常発生原因を解析する上で有効なデータとなります。

ダイアグノーシ・スコードは、故障コードです。

(2)アクティブ・テストは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。

選択肢(2)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

アクティブ・テストは、アクチュエータを任意に駆動及び停止できる機能である。

(3)外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データが消去されるため、時計及びラジオの再設定が必要となる。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは以下の通りです

外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。

(4)作業サポートは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。

選択肢(4)も不適切です。

正しくは以下の通りです

作業サポートは、整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。

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