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2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2023年03月 問題11
低熱価型スパーク・プラグに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
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解説
(1) (低熱価型スパーク・プラグは、)冷え型プラグと呼ばれる。
選択肢(1)は、不適切です。
正しくは以下の通りです。
(低熱価型スパーク・プラグは、)焼け型プラグと呼ばれる。
(2)(低熱価型スパーク・プラグは、)高熱価型に比べて碍子脚部が長い。
選択肢(2)は、適切です。
(3)(低熱価型スパーク・プラグは、)高熱価型に比べてガス・ポケットの容積が大きい。
選択肢(3)も適切です。
(4)(低熱価型スパーク・プラグは、)高熱価型に比べて低速回転でも自己清浄温度に達しやすい。
選択肢(4)も適切です。
プラグは、電極付近の温度が低い場合(約500℃以下)には、燃焼しきれない燃料がカーボンとなって碍子や電極に付着し、カーボン堆積により電気リークが起こり、正しい経路での飛火が行われなくなります。
この問題を解決するために、電極付近の温度が500℃を超えるとカーボンが熱で焼ききれて、電極がきれいな状態に戻るように設計されています。
これをプラグの自己清浄作用と呼んでいます。