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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2023年03月 問題14

半導体に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

LC発振器は、抵抗とコンデンサを使い、コンデンサの放電時間で発振周期を決める。

発振とは、入力に直流の電流を流し、出力で一定周期の交流電流が流れている状態をいう。

NAND回路は、二つの入力がともに“1”のときのみ出力が“0”となる。

NPN型トランジスタのベース電流が2 mA、コレクタ電流が200mA流れた場合の電流増幅率は100である。


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解説

(1)LC発振器は、抵抗とコンデンサを使い、コンデンサの放電時間で発振周期を決める。

選択肢(1)が、不適切です。

正しくは以下の通りです。

CR発振器は、抵抗とコンデンサを使い、コンデンサの放電時間で発振周期を決める。

(2)発振とは、入力に直流の電流を流し、出力で一定周期の交流電流が流れている状態をいう。

選択肢(2)は、適切です。

発振とは、 外部から力を加えないで自分自ら振動を発生することをいいます。

(3)NAND回路は、二つの入力がともに“1”のときのみ出力が“0”となる。

選択肢(3)は、適切です。

ANDは、1と1の入力で論理積をとりますから、1となり、それを否定NOTして結果的に0になります。

(4)NPN型トランジスタのベース電流が2 mA、コレクタ電流が200mA流れた場合の電流増幅率は100である。

選択肢(4)も適切です。

2mAのベース電流が100倍されて、コレクタ電流が200mA流れているということです。

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