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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2025年03月 問題34

自動車の材料に用いられる鉄鋼に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

普通鋼は、一般に炭素鋼と呼ばれ、 軟鋼と硬鋼に分類され、硬鋼は軟鋼より炭素を含む量が少ない。

合金鋳鉄は、炭素鋼にクロム、モリブデン、ニッケルなどの金属を一種類又は数種類加えて強度や耐摩耗性などを向上させたものである。

普通鋳鉄は、熱間圧延鋼板を更に常温で圧延し薄板にしたものである。

球状黒鉛鋳鉄は、普通鋳鉄に含まれる黒鉛を球状化させるためにマグネシウムなどの金属を少量加えて強度や耐摩耗性などを向上させたものである。


解説

(1)普通鋼は、一般に炭素鋼と呼ばれ、 軟鋼と硬鋼に分類され、硬鋼は軟鋼より炭素を含む量が少ない。

選択肢(1)が不適切です。

正しくは、以下の通りです。

普通鋼(炭素鋼)は、軟鋼と硬鋼に分類され、軟鋼は硬鋼より炭素を含む量が少ない。

炭素鋼は、炭素の含有量によって硬さや脆さといった特性が変化します。

炭素含有量が多いほど硬くなる傾向がありますが、同時に脆くなるため、用途に合わせて適切な炭素含有量を選ぶ必要があります。

こうには、炭素鋼と合金鋼があります。

(2)合金鋳鉄は、炭素鋼にクロム、モリブデン、ニッケルなどの金属を一種類又は数種類加えて強度や耐摩耗性などを向上させたものである。

選択肢(2)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

合金鋳鉄は、普通鋳鉄にクロム、モリブデン、ニッケルなどの金属を一種類又は数種類加えて強度や耐摩耗性などを向上させたもので、カムシャフトやシリンダ・ライナなどに使用されている。

(3)普通鋳鉄は、熱間圧延鋼板を更に常温で圧延し薄板にしたものである。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは、以下の通りです。

普通鋳鉄は、破断面がねずみ色で、フライホイールやブレーキ・ドラムなどに使用されている。

鋼板には、熱間圧延鋼板と冷間圧延鋼板があります。

(4)球状黒鉛鋳鉄は、普通鋳鉄に含まれる黒鉛を球状化させるためにマグネシウムなどの金属を少量加えて強度や耐摩耗性などを向上させたものである。

選択肢(4)が適切です。

自動車の部品として用いられる球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)は、その高い強度と靭性じんせいにより、特に足回り部品やエンジン部品などに採用されています。

ねずみ鋳鉄(普通鋳鉄)よりも強度が高く、伸びも大きいため、衝撃や振動を吸収する役割も担うことができます。

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