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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2025年03月 問題04

コンロッド・ベアリングに要求される性質に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

埋没性のよいベアリングは、クランク・ピンに傷を付けやすい。

耐食性とは、 酸などにより腐食されにくい性質をいう。

耐疲労性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

非焼き付き性とは、ペアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、 ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。


解説

(1)埋没性のよいベアリングは、クランク・ピンに傷を付けやすい。

選択肢(1)が不適切です。

正しくは以下の通りです。

埋没性(Embedding)とは、異物などをベアリングの表面に埋め込んでしまう性質です。

埋没性のよいベアリングは、クランク・ピンに傷を付けにくい。

潤滑ギャップに侵入した粒子は、ベアリング材料に埋め込まれることがあります。

滑り層の厚さに応じて、深い埋め込みと浅い埋め込みを区別できます。

深い埋め込みの場合、粒子は滑り層に完全に統合されます。

これは、粒子が層の厚さよりも小さい場合にのみ可能です。

埋め込み中に生成された材料の蓄積は、その後のシャフトとの接触中に摩耗により平らになります。

浅い埋め込みは、粒子のサイズが層の厚さよりも大きい場合に発生します。

粒子は完全に埋め込まれず、ベアリング表面から突出しています。

それらは、ジャーナル表面に摩耗と傷を引き起こします。


【細かい粒子の痕跡と個々の傷跡が見られます】

(2)耐食性とは、 酸などにより腐食されにくい性質をいう。

選択肢(2)は、適切です。

エンジン・オイルは、ブローバイ・ガスなどにより酸化して酸化生成物が増加します。

これらがベアリングに付着して腐食を起こします。

特に高温時に著しくなります。

(3)耐疲労性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。

選択肢(3)も適切です。

コンロッド・ベアリングのように力の方向が変化する場合は、耐疲労性が重要です。

(4)非焼き付き性とは、ペアリングとクランク・ピンとに金属接触が起きた場合に、 ベアリングが焼き付きにくい性質をいう。

選択肢(4)も適切です

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