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複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2025年03月 問題05
電子制御式スロットル装置の制御等に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
解説
(1)スロットルバルブの開度制御が通常モードのときは、スロットル・バルブ開度とアクセルペ ダルの踏み込み角度は比例しない。
選択肢(1)は、適切です。
通常モードの場合、スロットル・バルブ開度は、アクセル・ペダルの踏み込み角度が小さい時には非常に小さく、踏み込み角度が約60%を超えると大きくなるように制御されます。
スノー・モードでは急激に大きなトルクが車輪に伝わらないようにアクセルの踏み込み量に対して少なめに緩慢に開くようになっています。
(2)電子制御式スロットル・バルブは、一つのスロットル・バルブで、 通常のスロットル・バルブの 機能と ISCV (アイドル・スピード・コントロール・バルブ)の機能を併せもっている。
選択肢(2)も適切です。
ISCVはアイドル・スピード・コントロール・バルブ(Idle Speed Control Valve)の略称です。
吸気経路にバイパス通路を確保し、空気量をバルブにより調整してアイドリングを安定させています。
ISCVは、エアコン作動時のエンジンの回転低下を防ぐ役割もしています。
(3)スロットル・ポジション・センサは、スロットル・パルプ・シャフトの同軸上に取り付けられ、アクセルペダルの踏み込み角度を検出している。
選択肢(3)が不適切です。
正しくは、以下の通りです。
スロットル・ポジション・センサは、スロットル・バルブ・シャフトの同軸上に取り付けられ、スロットル・バルブの開度を検出している。

(4)トラクション・コントロール制御は、 ブレーキ ECUなどからの信号によりスロットル・バルブを開閉し、エンジン出力を制御して走行安定性を確保している。
選択肢(4)は、適切です。
トラクション・コントロール(TCS)の原理は、車輪の回転差を検知して、駆動力を制御することで空転を防止するものです。
これにより、車両の安定性を保ち、スリップ率を安全な範囲に保つことができます