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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2025年03月 問題26

CVT (スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

スチール・ベルトは、エレメントの伸張作用(エレメントの引っ張り)によって動力が伝達される。

CVTは、プラネタリギヤ・ユニット式ATより更にごみを嫌うので、点検時等にごみがユニット内に入り込まないように十分注意する必要がある。

可動シーブは、油圧によりボールスプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変 できる仕組みになっている。

プライマリ・プーリに掛かる作動油圧が高いときは、プライマリ・プーリの溝幅が狭くなるため、プライマリ・プーリに掛かるスチール・ベルトの接触半径は大きくなる。


解説

(1)スチール・ベルトは、エレメントの伸張作用(エレメントの引っ張り)によって動力が伝達される。

選択肢(1)は、不適切です。

正しくは、以下の通りです。

スチール・ベルトは、エレメントの圧縮作用(エレメントの押し出し)によって動力が伝達されている。

(2)CVTは、プラネタリギヤ・ユニット式ATより更にごみを嫌うので、点検時等にごみがユニット内に入り込まないように十分注意する必要がある。

選択肢(2)は、適切です。

(3)可動シーブは、油圧によりボールスプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変できる仕組みになっている。

選択肢(3)も適切です。

(4)プライマリ・プーリに掛かる作動油圧が高いときは、プライマリ・プーリの溝幅が狭くなるため、プライマリ・プーリに掛かるスチール・ベルトの接触半径は大きくなる。

選択肢(4)も適切です。

ガソリン乗用車のCVT(スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)において、プライマリ・プーリに掛かる作動油圧が高くなると、プライマリ・プーリの溝幅は狭くなります。

この現象について、さらに詳しく説明します:

  1. プーリの構造:CVTのプーリは、固定シーブと可動シーブから構成されています。
  2. 油圧の作用:プライマリ・プーリの油圧室に作動油圧が加わると、可動シーブが軸方向に移動します。
  3. 溝幅の変化:
    • 作動油圧が高い場合:可動シーブが固定シーブに近づき、溝幅が狭くなります。
    • 作動油圧が低い場合:可動シーブが固定シーブから離れ、溝幅が広くなります。
  4. ベルトの接触半径:
    • 溝幅が広くなると、スチール・ベルトの接触半径は小さくなります。
    • 逆に、溝幅が狭くなると、スチール・ベルトの接触半径は大きくなります。
  5. 変速比への影響:この溝幅の変化により、CVTの変速比が連続的に変化し、無段変速を実現しています。
  6. 制御システム:プライマリ・プーリの作動油圧は、エンジン回転速度、スロットル開度、入出力回転速度などの信号をもとにECUによって制御されます。

このメカニズムにより、CVTは効率的かつスムーズな変速を実現し、燃費性能と走行性能の向上に貢献しています。

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