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2級ガソリン自動車整備士・試験問題

2G 登録試験 2025年10月 問題24

ツイストペア線を用いたCAN 通信に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
(1) 各ECUは、各センサの情報などをデータ・フレームとして、 バス・ライン上に送信(定期送信データ)している。
(2) “バス・オフ”状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行され、エラーが解消されて通信を再開した状態をいう。
(3) CAN通信では、バス・ライン上のデータを必要とする複数のECUは同時にデータ・フレームを受信することができない。
(4) CAN-H CAN-L ともに2.5Vの状態をドミナントといい、 CAN-H 3.5V、 CAN-L が 1.5Vの状態をレセシブという。

解説

(1)各ECUは、各センサの情報などをデータ・フレームとして、 バス・ライン上に送信(定期送信データ)している。

選択肢(1)は、適切です。

(2)“バス・オフ”状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行され、エラーが解消されて通信を再開した状態をいう。

選択肢(2)は、不適切です。

正しくは以下の通りです。

“バス・オフ”状態とは、エラーを検知した結果、リカバリが実行しても、エラーが解消されず通信を停止した状態をいう。

CAN通信の“バス・オフ”状態とは

“バス・オフ” は、ECUが通信中のエラーを累積で検出し、他のノード(ECU)への悪影響を防ぐために自律的に通信を停止した状態です。

発生の流れ:

  1. ECUは内部で送信エラーカウンタと受信エラーカウンタを保持しています。
  2. エラーが繰り返し発生し、送信エラーカウンタがある閾値(通常127)を超えると、ECUは「エラーパッシブ状態」になります。この状態では、エラーを検出しても他のノードに通知できなくなり、通信の信頼性が低下します。
  3. さらにエラーが続き、送信エラーカウンタが255を超えると、ECUは自分自身がバスの障害原因であると判断し、通信を完全に停止(バス・オフ) します。

結果:

バス・オフしたECUはネットワークから切り離され、そのECUが担当する制御機能が失われます。

復旧には、ECUの電源リセットや診断器による明示的な復旧操作が必要です。

(3)CAN通信では、バス・ライン上のデータを必要とする複数のECUは同時にデータ・フレームを受信することができない。

選択肢(3)も不適切です。

正しくは以下の通りです。

CANは、一つのECUが複数のデータ・フレームを送信したり、パス・ライン上のデータを必要とする複数のECU が同時にデータ・フレームを受信することができる。

(4)CAN-H CAN-L ともに2.5Vの状態をドミナントといい、 CAN-H 3.5V、 CAN-L が 1.5Vの状態をレセシブという。

選択肢(4)も不適切です。

正しくは以下の通りです。

CAN-H、CAN-Lともに2.5Vの状態をレセシブといい、CAN-Hが3.5V、CAN-Lが1.5Vの状態をドミナントという。

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