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複数条件の場合はキーワードの間にスペースを入れてください。2級ガソリン自動車整備士・試験問題
2G 登録試験 2024年03月 問題02
コンロッド・ベアリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解説
(1)アルミニウム合金メタルで、すずの含有率の低いものは、熱膨張率が大きいのでオイル・クリアランスを大きくとる必要がある。
選択肢(1)は、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
アルミニウム合金メタルのうち、すずの含有率が高いものは、低いものに比べて熱膨張率が大きいのでオイル・クリアランスを大きくしている。
(2)コンロッド・ベアリングに要求される性質のうち耐疲労性とは、ベアリングに繰り返し荷重が加えられても、その機械的性質が変化しにくい性質をいう。
選択肢(2)が適切です。
長期荷重や繰返し荷重に対して、製品が長持ちするかどうかを表す言葉が、耐疲労性です。
経年劣化や荷重で製品のカタチが変わらないことを、耐疲労性や形状安定性が高い特性を持っているといいます。
(3)トリメタル(三層メタル)は、アルミニウムに10%~20%のすずを加えた合金である。
選択肢(3)は、不適切です。
正しくは、以下の通りです。
トリメタル(三層メタル)は、銅に20%~30%の鉛を加えた合金(ケルメット・メタル) を鋼製裏金に焼結し、その上に鉛とすずの合金又は鉛とインジウムの合金をめっきしたものである。
インジウム $\ce{_49In}$は、色調、耐食性、展延性など多くの点で、すずに似た金属で、融点も157℃と低いです。
また、金属の中では最も柔らかいことから、軸受けの潤滑性の改善に利用されています。
(4)クラッシュ・ハイトが小さ過ぎると、ベアリングにたわみが生じて局部的に荷重が掛かるので、ベアリングの早期疲労や破損の原因となる。
選択肢(4)も不適切です。
正しくは、以下の通りです。
クラッシュ・ハイトが大き過ぎると、ベアリングにたわみが生じて局部的に荷重が掛かるので、ベアリングの早期疲労や破損の原因となる。
